MIFESのマクロコーナー
昔からMIFESを使っていましたが、最近プログラム記述の質が変わったので(コーディング規約がちがち)でミスをなくすことが重視されるプログラム作成に変わったので、マクロを使ってコーディングのチェックを行うものを作成することにしました。簡単にいうとSQA(静的ソフト解析ツール)の簡易版をマクロでつくろうということです。
SQA(静的解析ツール)とはソフトを実際に動かさない状態でプログラムの観点から処理の流れが論理的に間違いがないかとかを調べるものです。情報処理用語でいうホワイトボックステストに近いと思います(ちょっと違うかな)。 ・データの代入の際に違った型同士で代入が行われていないか ・型ずれや桁落ちによりデータ消失が発生しないか ・カウンタなどでオーバーフローしないか ・比較演算に問題はないか ・配列の数より大きな配列数でアクセスしていないか ・ポインタの記述は正しいかとか
いろいろ対象ソフトのSQAによっても変わってきますが、おそらくこんな観点だと思います。 SQAでは実際にプログラムの構造やデータ、処理の流れなどを解析していってプログラムの問題点をエラーやワーニングとして表示してくれるものです。
今回、ソフトを静的に品質の高いものを作る必要がでてきたのでマクロを使ってSQAみたいなものを作っていこうと思います。今回ここでいうMIFESのマクロとは特定のプログラムを作ってMIFES上から処理を実行させるものです。さらに細かくいうとエディタ上のコードをマクロプログラムを実行させてプログラムの記述を読み取っていって記述に問題がないかを調べさせようということです。
以下MIFESのHELPを交えて説明をのせます。
1. マクロコマンドの書式 2. 制御構造 3. 式について 4. 演算子 5. 変数 6. 定数 7. システム変数 8. システム関数 9. 機能番号一覧 10.仮想キー番号一覧
リンク
MEGA SOFT http://www.megasoft.co.jp/mifes/
MEGA SOFT MIFES マクロサポートコーナー
http://www.megasoft.co.jp/support/mifes/tecnote/macro.html
|